糸リスト2

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この1月ほど、新しい糸リストを使って様々な画像を刺繍にしてみました。登録した色数は1280色。エンゼルキングの見本帳とリンクさせたのでデータが完成した時に必要な糸を素早く見つけられるし、風景、動物、水の流れなど、自分で糸を選んだ時と遜色ない表現力を発揮してくれました。

しかし、人物は上手く表現できませんでした。350、500、700、1000色と色数を増やして可能な限り自動的に表現できるように工夫してきましたが、ハイクォリティなフォト刺繍を目指す場合においてはクリエーターの様々な工夫が必要である。というのが現時点での私の見解になります。

この結果から考察されることは、風景や動物においてもクリエーターが自分で納得できる糸を使い、必要に応じて編集作業を行うことが望ましいという事になります。

今回は、今までと逆説的に『機械的にフォト刺繍を作る』事をテーマにしていたので、人物まで上手く表現できてしまうとアート作品としてのフォト刺繍が価値を失うところでした。

しかし。そうならなかったという事はフォト刺繍の色合わせはやはりクリエーターの色使い、感性に依るところが大きく、アート作品といっても良いのかなと考えています。

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