TAJIMAの新しい単頭式刺繍機 『TUMX-C』シリーズ。
これまでの単頭式刺繍機のラインナップとは大きく変わったボディと、広い作業スペースの確保を可能にした枠構造が
大きな特徴です。
発売から1年近く経ちましたが、この間弊社では社内ショールームやイベント会場などで実際に使ってみることで明らかに
なってきたその魅力を特集してみようと思います。
あらゆる製品にダイレクト刺繍することが可能に!
衣料品・タオル・ハンカチ・帽子・靴下・リストバンド・カバン・靴・雑貨・小物・インテリア・・・・・・
実際に刺繍が入っているアイテムを挙げればキリがありません。みなさんはいくつ思い浮かべることができるでしょうか。
TUMX-Cシリーズは上記に挙げたようなあらゆる製品にダイレクト刺繍をすることが可能です。
ダイレクト刺繍とは⇒こちらから
TUMX-C のここがスゴイ!!!
☆☆☆ 1.セットできる製品の豊富さ ☆☆☆
TUMX-Cの最も大きな特徴はセットできるアイテムの豊富さです。
TUMX-Cは従来機にあった側面ボディを削除した構造になっており、左右に制限がありません。このことにより刺繍機
サイズより横長の製品も楽にセットできるようになりました。
(上の画像はTUMX-C601とNEO6。刺繍対象物となる製品、特に立体的なもののセットスペースは圧倒的に
TUMX-Cに軍配が上がる。)
☆☆☆ 2.液晶画面でデザインの確認作業も安心! ☆☆☆
これからダイレクト刺繍を行うという時に最も気を付けなければならないことは?
刺繍デザイン(柄)の確認作業です。これから刺繍をしなければならない製品をセットし、刺繍開始位置などの確認を
終えたとしてもまだまだ気は抜けません。
刺繍デザインが合っているかの最終確認をしなければならないからです。
これから刺繍するデザインが液晶画面で確認できるTUMX-Cとデザイン名のみ表示するNEO6。
実際にイベントや展示会で実演販売などをやってみると、製品をセットした後デザインが確認できるTUMX-Cと
デザイン名のみ表示するNEO6では失敗リスクが大きく違います。
ダイレクト刺繍では失敗は命取り。失敗した場合は販売する製品自体をダメにしてしまうだけではありません。
持ち込みの加工依頼を請け負った場合などは製品1つの失敗で加工賃以上の賠償をしなければならない場合
もあります。
☆☆☆ 3.上糸ロック装置の有無は縫い調子に影響する ☆☆☆
今回、TUMX-Cシリーズは上糸ロック装置が採用されています。この装置は縫い出し時、糸切り時の糸締りを
調整する装置で、『上糸が残りにくい』『ほつれにくい』といった効果があります。
3段階の設定になっていて、素材に合わせて調整することができます。
縫い出し時と糸切り時は刺繍の精度と美しさを表す重要な部分で生地によって設定を変えることで縫いあがりに
影響を及ぼします。
上糸ロック装置が採用されているTUMX-C601(左)と、未採用のNEO6(右)。
《特集!TUMX-Cシリーズの魅力 まとめ》
さて、『特集!TUMX-Cシリーズの魅力』いかがだったでしょうか。今回の特集ではお客様からいただいた
情報や弊社でイベントなどで実演販売をした時に感じた使用感を中心に掲載しました。
TUMX-Cシリーズはこれまでのコンパクトタイプの単頭機とは全く違うコンセプトで開発されているわけですが、
こうして刺繍機のもっている特性を検証してみるとポテンシャルの高い刺繍機だということが明らかになってきます。
特にキューブボディは刺繍機より横幅の大きいものをセットし、刺繍可能にしました。これがどういうことを示唆して
いるかというと、これまで刺繍できなかった製品に加工できるようになる可能性を秘めています。
今後はTUMX-Cシリーズの実用例や場合によっては実験過程の様子などを紹介することでTUMX-Cシリーズ
の魅力を感じていただけたらと思います。
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