特集記事 オートグラフ

SHEMAS

現在タジマの刺しゅうミシンは4モデル(2013年秋以降に新モデル追加予定)。

初めて刺しゅうミシンを購入しようと検討している人がタジマのホームページや

カタログを見たとしても、それだけで自身のビジネスモデルの全体像が見えると

いうことは無いに等しいのではないでしょうか。

いま、あなたがこのページをご覧になっているということは、刺しゅうミシンや

刺しゅう加工について関心があったり、もしかしたら刺しゅうミシンを購入しよう

と悩んでおられる方であると思われます。

そういう方にどのようにミシンを選べば良いのか、いくつかポイントをあげて

説明しようというのがこのページの目的です。

 

さて、私が考える刺しゅうミシン選びのポイントは大きくわけて2つ。

短期間での収益化を目指し、効率や生産スピードを優先する

【コスト重視型】

 

収益化に至る過程において少し時間がかかるが、刺しゅうに関する技術や

刺しゅうミシンの機能やオプションを駆使して他所との差別化をめざす

【拡張型】

この2つに分かれると思っています。

 

【コスト重視型】

【コスト重視型】の場合、大事なことは立ち上げまでの時間・生産スピードなどを

効率化して無駄なコストをかけずに収益化していくことになります。

時間軸的にも1日あれば、本生産を開始できるような刺しゅうミシンとソフトの

組み合わせ方法が提案可能です。

実例をあげると、タオルショップにおける「名入れ」加工などは設備導入翌日から

来店されるお客様のオーダーを受けています。

初めて刺しゅうミシンを導入する人に最も適しているコスト重視型ですが、

拡張性はありません。あくまでも最初に設定した仕様の範囲内でしか生産できず、

応用力がないことが欠点といえるでしょう。

 

【拡張型】

【拡張型】というのは「刺しゅうというものは・・・」的な刺しゅう業者として

知っておいた方がいいであろう基本を学習した上で、お客様の広範囲な要望に

柔軟に対応できるだけの技術を獲得している「刺しゅう業者」と同等の技術の

獲得を目指すことになります。

 

初めての人の場合、ひとりで全ての刺しゅう加工に関する技術を習得する必要が

あることから、設備導入から収益化するまでにある一定の時間が必要になります。

刺しゅうミシンの選び方もある程度、将来いろんなことができるようになった

時のことを想定して導入する必要があるので、じっくり検討する必要があります。

あと、刺しゅうミシンには刺しゅうデーター作成ソフトというものが必要で、

このソフトがないと刺しゅうミシンはただの「鉄の置物」に等しい存在になります。

刺しゅうミシンの使い方と、データー作成ソフトの使い方の両方を習得しなければ

いけません。ハードルは決して低くはありませんが、【コスト重視型】では絶対に

できない刺しゅう加工ができるようになります。

 

今までは上記の2通りの選択方法しかありませんでした。

 

しかし、ついに第3の選択肢が登場します。

 

ほとんど学習期間を設けることなく、素早く収益化を目指すことができ、

それでいて拡張性も備えている刺しゅうビジネスモデルが登場します。

【拡張型】ほどの自由度はありませんが、そこそこデザイン性に富んだ刺しゅう加工

 もできて、【コスト重視型】のようにスピーディーで簡単に作業ができる。

 

いわば、【コスト重視型】のグレードアップ版のような刺しゅうビジネスモデルです。

この【第3のビジネスモデル】を支えるのが、2013年秋以降発売予定の

新しい刺しゅうデーター作成ソフト、「Autographーオートグラフ」です。

オートグラフの特徴は、従来「漢字書体」や「アルファベット」などのレタリングと

同様に、あらかじめ作成しておいた刺しゅうデザインを登録しておき、オートグラフ上に

挿入できるようになりました。

そして 刺しゅうデザインがレタリングと同じように使えるようになったことから、

複数のテンプレートを用意して、簡単に刺しゅうデザインや文字を変換

できるようにしました。

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※テキストのみのテンプレート。テンプレート内の「Tajima」を変換するだけで
さまざまな文字に変換が可能。このテンプレートは刺しゅうデザイン(刺しゅう柄)用の
テンプレートやテキストと刺しゅうデザインを組み合わせたテンプレートもある。

 

この新しい刺しゅうデータ作成ソフト「Autograph―オートグラフ」は

タジマ刺しゅうミシンと同様に これから刺しゅうビジネスを始めようと考えている

あなたの強力なサポートツールになりますので、

是非、多くの関心をもっていただき、刺しゅうビジネスで成功をつかむ一歩を

踏み出していただきたいと思います。