元日の朝焼け 御幸橋
作品サイズ:567.7mm x 425.7mm ステッチ数:820561st 写真:樋口裕子
令和4年1月1日。前日の天気予報によれば積雪の少ない京都府八幡市でも「積雪の可能性がある」ということで、早起きして背割堤に行こうと決めていたのですが、大して積もらなくて家でゴロゴロしてると妻が「とりあえず行ってみない?」というので車で様子を伺いに行きました。
御幸橋の近くまで行くとご来光を見るために沢山の人だかり。子供の頃から慣れ親しんだこの街で御幸橋がご来光のスポットになっていることを初めて知りました。
本作品はその時に妻が撮影した画像を元に作成しました。正面にはさくらであい館があって作品にはありませんが、右手から日の出が上がってきていました。そして、左側に私が本来目的としていた背割堤があります。
この作品で気をつけた点は道路にうっすらと積もった雪の色合いと、空一面に広がる雲の色合いです。雲の色はもう少しピンクでも良かったかも知れません。
全体的には自動車や建物もリアルに表現されていて、一見すると刺繍には見えない感じに仕上がりました。
近くで見た時と、離れて見た時で印象が変わるのがフォト刺繍の特徴で、この作品はその辺りをよく表していると思います。