ジーンズストリート

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新しい作品、『ジーンズストリート』。岡山県倉敷市にあるジーンズストリートの画像を元にしてフォト刺しゅうを作成します。画像はプレビューです。今回も糸選びは1日かかってしまいました。最も他の仕事をしながらなので、集中すれば半日くらいでできると思います。この作品は50色で構成されているので50色の糸を選択するのですが、モニターに写っている色と実際の糸の色を合わせるのは大変です。元々私がフォト刺しゅう(フォトステッチ)を始めたときは、「画像から自動で変換できて、色も自動で決めてくれる」という部分に感銘を受けていたのです。ところが、イメージしたような作品を作ろうと思ったらコンピューターに糸を判別させるための色を作るところからはじめ、プレビュー画像がイメージ通りできるようになったので、そのまま刺繍にしてみたら、全然色が合わなくて、結局画面のモニターとにらめっこして画面に出ている色に糸を合わせるようになってしましました。それで納得のいく作品は作れるようになりましたが、効率が悪くて刺繍機を動かすまでに時間がかかってしまいます。そこで今は、色合わせをした時に、どの糸を使用したのかを記録しておいて、データー化しています。刺しゅうPRO10やDG15で表示される色には一応、どの番号の糸を使用すればいいのか登録されているのですが、表示された色の糸を実際に使おうとすると、明らかに違っていたり、濃過ぎ(薄過ぎ)たりします。ですから、画面上には「A-1」の糸が表示されていても、実際に使用する糸は「A-3」だったりした場合、次回の作品で「A-1」の色をコンピューターが選んだ時に、「A-3」と表示されるように糸リストのデーターベースに手を加えています。この手を加える作業は作品を作れば作るほど色のマッチング度が上がってくると私は考えており、マッチング度が上がるほど糸選びが機械的にできるようになります。いずれ、パソコンのモニターとにらめっこする日はなくなるでしょう。
さて、こういう考えで作ろうとしている「ジーンズストリート」ですが、現在の色と糸のマッチング度は50%くらい。つまりこれは、「画面に表示されている糸番号の糸をそのまま使用しても大丈夫と思われる割合」が半分くらいということになります。この割合を高めるためには色んな色合いの作品を作らなければなりません。今後はいろんな色合いの作品を作ってマッチング率を高めていこうと思います。

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