ニューヨークの展覧会が終わりました。

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どこにも書いていませんでしたが、4月1日からニューヨーク市立大学、コーエンライブラリーギャラリーで開催している「日本の美 現代日本人アーチスト展」という展覧会にフォト刺繍作品を展示していました。

予定では4月12日までの開催だったそうですが、つい先日まで会期が延長されていたそうです。
好評だったという連絡をいただきました。

出展した作品は、「本栖湖から見る富士山」「帰路」「金閣寺(2021)」です。

本栖湖から見る富士山は3パターン作ったうちの一つで、送ったのはバージョン2だったと思います。

帰路は大きな作品ではありませんが、「糸で光を表現する」という私の作品テーマがそのまま表現されている作品です。

金閣寺は金糸をグラデーションさせた作品です。実験的な作品ですが、2021年バージョンは最初に作った2020年バージョンを上回った質感を表現しています。

今回の展覧会ではただ作品を展示するだけでなく、私が何故フォト刺繍を作るようになったのか、主に技術的な考察をまとめたレポートも掲載していただきました。

私自身はフォト刺繍クリエーターと自称していますが、あくまでも研究者ですから、私のフォト刺繍の技術的考察を紹介してもらうことは大変意義のあることだと思っています。ある意味、私の作品以上に重要です。

ニューヨークの展覧会に私は行けませんでしたが、フォト刺繍クリエーターになった時から、「ニューヨークで個展をやる!」と決めています。

また一歩近づいたなと感じています。

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