1年を振り返る(令和5年)

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令和5年11月中旬。少し早いですが、今年1年のフォト刺繍について振り返ってみようと思います。

アート活動

去年、今年とアート活動はかなり積極的に行いました。フォト刺繍の活動は自費で行ってきたのでお金のやり繰りが結構大変だったのですが、美術書籍に掲載したり、作品出展を通じてフォト刺繍の魅力を少しは伝えることができたのではないかと考えています。

制作状況

作品制作は依頼や相談でかなり作れたかなあと思います。その分、自分の作品は計画通りに進みませんでした。
今年中に大型作品を作る予定をしていましたが、全く手付かずでした。来年以降に持ち越しです。

これまでを振り返って思うこと

今年も一定数のフォト刺繍を作成しましたが、作品発表に至らなかった作品も多数あり、私自身としては少しフラストレーションの溜まった一年でした。一方、お客様の刺繍業者さんの中で、フォト刺繍をご自身のビジネスに活かしておられる方も出てきており、少しずつ広がってきたかなあと感じています。
そうした中で私の会社内でもフォト刺繍のビジネス活用について、技術・ノウハウを提供していくだけでなく、自社でアイテムを作りながらフォト刺繍のビジネス活用についての更なる考察が始まりました。
私個人としてもアート活動を通じて多くの作家さんの作品を直接見る機会があったのですが、すごく刺激になりました。来年は私がフォト刺繍の制作で長年課題だと感じていた、『細部の表現』について深掘りしていこうと考えています。

挑戦を続ける限り失敗はない!

この言葉は私が尊敬する義父の言葉です。80歳を過ぎても現役のエンジニアで、今でも世界を股に掛けて活躍している義父の発した一言は、やると決めたらとことんやるタイプの私が聞いても絶句しました。

私のフォト刺繍は様々な試行錯誤を経て多くの方から高い評価をいただくようになりましたが、まだまだ技術的な課題は残っています。「諦めなかったら必ず成功する。」と断言された義父の言葉を信じて来年もフォト刺繍に挑戦しようと思います。


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