みなさんこんにちは。
さて、今日はフォト刺しゅうの作品についてのお話ではありません。私はフォト刺しゅうを作成する時、刺しゅうPRO10とTAJIMA DG15を使っています。トップのアニメーションはDG15で各色表示させたものを画像にして作成しました。このアニメーションに使用した画像は「ステッチモード」といって、パンチング(データー作成)や編集などを行う時に使ってます。いわゆる作業する時によく使います。一方、トゥルービューは全く使用しません。
さて、今回のアニメーションは50枚の画像から作成しました。つまり、一色ずつ重なっていくと50枚目に完成となります。このアニメーションはフォト刺しゅうがどのように作られていくのかを忠実に表していて、実際にフォト刺しゅうを作成する時にも各工程で色ずれなどが発生してないか確認しながら作業しています。
これが実際に刺しゅうして完成したものです。こうして比較するとデーターの画像と実際の糸の色を合わせることがいかに難しいか理解していただけるのではないでしょうか。もちろん、色が合わないと駄目だということではありません。多少色があってなくても作品としてのクォリティとは関係ないと思います。ただ、今回のように人物のフォト刺しゅうを行う場合、限りなく被写体のイメージを崩したくないし、そっくりに作りたくなってしまいます。
今回の記事で知ってもらいたかったことは、私が2つの刺しゅうデーター作成ソフトを使って作品づくりをしていること。そして作業中は一色一色の重なり具合のバランスを確認しながら作業をすすめていることです。なぜこんなことをしているのかと申しますと、フォト刺しゅうはデーター作成から完成まで早くても1週間くらいかかります。従って、できるだけ1回の作業でイメージ通りの作品を作るためにはどうすればいいのか、そのことを考えた結果です。もっといい方法があるもしれませんが、私にはこの方法が合っていると考えています。
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