前回の世界遺産姫路城では悩みに悩んだのですが、本作、世界遺産奈良法隆寺では大した苦労もなくできてしまいました。
サイズ:縦390x横580(単位mm。大体の寸法です。)針数:859000針。色数40色。
今回は空の表現が今までと違っていて、空だけで9色使っています。前回59色も使って色数が多すぎると微妙な配色で悩んでしまうという結果に終わったので、データー作成の段階で空と、建造物の2つのデーターを作成し、DG/ML by PULSE(以下PULSE)で合成しました。
実は画像自体も空の画像と法隆寺の画像を合成しています。今回は空の部分と、建造物の部分で分けてフォトステッチ用のデーター変換を刺しゅうPRO10で行い、PULSEで合成する方法を採用しましたが、画像によっては合成して作った1枚の画像から変換させた方が良い場合もあります。2つのフォトステッチデーターを合成しておいて言うのもなんですが、全体のバランスを考慮した場合、1つの画像を変換した方が良いのではと考えています。ここはやってみて良さそうな方を選択するしかありません。
今回は画像選びから直感的に決まっていき、データー作成、配色とすべて直感的にできてしまいました。やっぱりああでもない、こうでもないと色々考えて、趣向を凝らしても上手くいかないのかもしれませんね。
ところで、たまたま世界遺産が続いたので『現存12天守シリーズ』同様、世界遺産シリーズというのを一瞬考えたのですが、奈良県だけでも世界遺産は16もあるので、シリーズ化はやめておきます。次回作も世界遺産なんですが・・・