3日かかって完成したキム・アジュンさんのフォトステッチ。
思いの他仕上がりが良かったので額に入れることにしました。
しかし、ここから刺繍特有の問題にぶち当たりました。
刺繍をする時は、生地をしっかり固定してピンと張った状態なので、刺繍が出来上がった時も
原反枠に生地を装着している状態ならデザインが平面に見えて刺繍もきれいなのですが、
原反枠から外してしまうと生地が縮んでしまって、生地に立体感ができてしまいます。
そうると、影の部分などができたりして刺繍機のテーブル上でみていた刺繍の風合いが
少し違って見えてしまいます。
そこで、こうした縫製品を額に入れる時はプレスして生地を平らにする必要がでてきます。
会社の近くの額屋さんには大型のプレス機が置いてあり、絵画なども必要に応じて
プレスするそうです。
今回のフォトステッチでは目の周囲に選んだ糸が暗い色だったので目の周りに影ができて
しまって少し残念な感じでしたが、プレスをしたら生地のデコボコが無くなって、額にいれると
影の部分もあまり目立たなくなりました。
〈今回のキム・アジュン フォトステッチ まとめ〉
総合的には上手くできたかなあと思います。
生地の縮みに起因する風合いの変化に気を付けないといけません。
プレスを使って生地を平らにする必要があります。
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