みなさんこんにちは。今日はタジマ刺しゅうミシンとバーコードを使った新しいデータセットを
ご紹介します。
ところで、『オートグラフ』をはじめとする、タジマが推奨しているデーター作成ソフトでは、
印刷するときに、バーコードを表示する機能があります。
このバーコードの情報を刺しゅうミシン側で読みとってデーターセットができるようになりました。
やり方は簡単!
1.オートグラフと刺しゅうミシンをLAN接続します。
2.オートグラフで作成したデーターを刺しゅうミシンに送信します。
3.プリントアウトしておいた刺しゅう情報にバーコードが表示されているので、
バーコードリーダーで読み取ります。
4.画面に送信したデーターが刺しゅうミシンに表示されたらデーターセット完了です。
5.生地をセットして刺しゅうミシンのスタートボタンを押せば刺しゅう開始です。
データー送信からバーコードによるデーターセットまでを簡単な動画にしてみました。
動画では最初『abc』というデザインがセットされていますが、バーコードリーダーで
バーコードを読み取ると、『SEIKEN ORIGINAL』というデザインに瞬時に変わります。
これまで刺しゅうミシンのデーターセットは「ジョグダイヤルを回す⇒セットボタンを押す」
を繰り返さなければいけなかったのですが、バーコードを利用することによって
データーセットの手間を省くことができるようになるだけでなく、ネーム(名入れ)作業時の
生産管理において刺しゅうミシンへのデーター入力ミスや、刺繍対象物の取り違え
(サイズ違いなど)ミスを防ぐ効果が期待されています。
弊社の個展、『刺しゅう・プリント関連機器展2014』でも既に紹介しており、作業服関係の
刺繍をされているお客様に特に注目を集めました。
バーコード管理なんて世間一般では当たり前かもしれませんが、刺繍加工の生産シーンで
活用されるのはまだこれからの新しい仕組みです。ショップ、ネーム、作業服など個人ネームや
単品生産では特に力を発揮すると思いますので、多くの方に関心を持っていただきたいなあと
思います。
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