備中松山城―途中経過―

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みなさんこんにちは。

弊社ではフォトステッチで現存12天守を表現しようということで、

備中松山城を作成中です。 ※現存12天守とは ⇒こちらから

 

現在7作目となる備中松山城ですが、昨日の時点で約42万針。ここまでで全行程の半分くらいです。

備中松山城2

もともとこんなことを始めようとしたきっかけは、最初に『大阪城』を作成した時に、城郭ファンである弊社のT君が、

「大阪城は見かけはお城だけど、本物のお城じゃない」などと言うので、話を聞くと日本のお城には現存天守というのが

残ってるそうで、12城もあるという。

そこで、それなら現存12天守をフォトステッチにして表現してみようと思い立ったのです。

 

さて、ここまでフォトステッチを自分でやってみた感想ですが、

〈良い点〉

1.面積の広い・狭いに関係なく元となる画像のイメージを忠実に表現してくれる。

2.データー変換の手順はごく簡単なので、誰でも手軽にできる。

3.刺しゅうミシンと糸で表現しているのに、刺しゅうとはまったく違う表現になる。

〈悪い点〉

1.時間と手間がかかる。

2.ステッチにムラがある。

3.出来上がったものが元の画像より暗く仕上がる。

※感想は個人の見解なので、あくまでも参考程度に留めておいてください。

 

〈良い点〉に関してはやはり表現力が素晴らしいということに尽きます。

限られた色数で一見すると写真かな?と思わせる表現力はとても魅力があります。

 

一方で、〈悪い点〉は、『作業』や『技術』に関する部分に集約されます。

作業はもう間違いなく時間がかかるので、これが悪い点といってしまうと元も子もないことになって

しまうのですが、やっぱり大柄作成は大変なので・・・

ステッチにムラがあるというのも刺しゅうとしてみた場合という部分もあるので自動生成される

ステッチデーターとしては秀逸だと思います。

 

刺しゅうミシンと糸を使って表現するので、つい出来上がったものも刺しゅうとして見てしまうのですが、

表現の都合上、刺しゅうミシンと糸を使ってるだけだと考えたら良い点も悪い点もまた違ってくるのでは

ないでしょうか。

 

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