『刺しゅう・プリント関連機器展2014』を振り返って

81

展示会写真1

平成26年5月23日(金)・24日(土)OMM 大阪マーチャンダイズ・マート 2階 ・E2会場にて、

弊社主催の個展『刺しゅう・プリント関連機器展2014』を開催しました。

弊社主催の個展としては2009年に大阪御堂会館で第1回目を開催してから今年で6回目、

「刺しゅう・プリント関連機器展』としては4回目の展示会です。

来場者数も回を重ねるごとに増加しており、今回も多数の来場者にお越しいただけたことは

感謝に堪えません。

 

 

また、協賛企業数も年々増加傾向を辿っており、過去最大の7社となりました。

この展示会は出展される協賛企業の皆様とも情報を共有しておりますので、

ここでの成果が出展企業皆様の商売繁盛の一助になることを切に願っております。

 

展示会写真4

さて、今回の『刺しゅう・プリント関連機器展2014』は刺繍加工業者様はもとより、

オリジナルTシャツショップ、ギフトショップをはじめとするプリント関連業者様も多数のご来場を賜りました。

日頃、お世話になっているお客様だけでなく、新しいお客様との出会いを求めてはじめた

展示会ですから、50数社ご来場いただいた中の多数が異業種の方であったことからも

今回の展示会は目的に合致した結果を得たといえます。

展示会2014c

刺繍機に関することを少しお話しますと、単頭機ではショップ推奨機種である、 TUMX-Cシリーズ、

そして最新の技術を盛り込んで作られたTMAR-KCシリーズなど、特徴のはっきりした刺繍機を出展しました。

中でもTMAR-KC機は「多色コード装置」(今秋発売予定)を装着し、実演いたしました。

新開発のデジタルコントロール布押さえにより、コード糸の重ね縫いも可能なことから「これまでにない、

多彩なデザインができそうだ。」といって発売時期や、価格について熱心に質問される来場者の姿も多く見られました。

TUMX-C機は簡単ネーム刺しゅうソフト「オートグラフ」と接続し、バーコードを利用した

データーの頭出し実演を行いました。 これは以前からあった刺繍機とパンチングソフトの

ネットワーク接続時における刺繍データの頭出し機能の進化版で、バーコードシールによる商品管理も可能になりました。

このバーコードによる商品管理は単頭機だけでなく多頭機においても作業上で起こりやすかった、

品番違いやサイズ間違いを軽減できることから、作業服のネーム作業で特に効果が期待できるシステムで、

説明を聞くなり、オートグラフの注文をいただくなど、今後このような管理方法が標準化する兆しを感じました。

これらの例以外にも、インクジェットプリンターを利用したダイレクトプリントによるTシャツ作成、

最近スポーツシーンで一般化した昇華転写、そうしたプリント加工を支えるレーザー加工機や各種プレス機など、

来ていただいた来場者の皆様には大変密度の濃い展示会だったのではないかと思われます。

来年も弊社主催の個展、『刺しゅう・プリント関連機器展』を開催する予定です。

今年以上に密度の濃い、来ていただいたお客様に驚きと、発見を促すことのできる

展示会になるように努力していきます。

 

 

関連記事