金閣寺のフォト刺繍、舎利殿の刺繍が始まりました。画像は舎利殿の金銀糸を使う部分だけを抜き出して刺繍データにした時の画像です。
この作品を作った当時、どのようなデータ作成を行なったのかすっかり忘れていたのですが、この画像を見て思い出しました。
この作品は金閣舎利殿を金銀糸で表現する必要があるので、一度、フォト刺繍のデータを作った後に金銀糸を使う部分だけを抜き出して別のデータにしました。
私は色間違いや生地ズレなど、どうしようもない失敗以外を除き、同じフォト刺繍作品を2回作ることはこれまでありません。作った後の刺繍データを見直す事もありませんでした。今回もう一度金閣寺のフォト刺繍を作成するにあたり、編集用のデータを見直そうとしたのですが、保存してなかったみたいで、刺繍用のデータしかありませんでした。
この金閣舎利殿のデータをあらためて見たのですが、「よくこんなもん作ったなあ。」と自分で感心してしまいました。特にこの金閣寺のフォト刺繍は依頼されて作ったものなので、依頼を受けた以上、何としても完成させなければなりませんでした。
作った当時のことを思い出すと、正直ゾッとするのですが、では今作っている作品たちはどうなのかというと、金閣寺のフォト刺繍の作成当時より手間のかかる作業をしていたりします。
いずれにしても、好きでやってることだし、手間をかければかけるだけ良いフォト刺繍作品を作ることができるのも確かなので、手間を惜しまず頑張っていこうと思います。
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