新年最初の作品

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2023年最初の作品が完成しました。
作品の元になっている画像はあべのハルカス展望台から見た夕方の風景です。

様々な色の雲と、大阪府咲洲庁舎(旧大阪ワールドトレードセンター)、更にその先には明石海峡大橋、その間に挟まれるように神戸空港までも1枚のフレームに収められる場所はあべのハルカス展望台以外には無いと思われます。

様々な色の雲が空一面に広がって見せてくれる風景は写真で見ても感動的なのですが、こうした景色こそフォト刺繍に向いていると私は考えていて、『刺繍映え』と自ら言っています。

限られた時間の中でこの『刺繍映え』を求めて地元の朝焼けスポットや夕日の綺麗な場所へ出かけるのですが、きれいな朝焼け、夕焼けには出会えても、「フォト刺繍にしたい!」と強く思う景色に出会えるチャンスは多くありません。

こんな風に書くと、刺繍映えする風景って少ないように思われるかもしれません。しかし本当は毎日の日々のどこかで人の心を揺さぶるような刺繍映えは現れていると私は考えています。

その光景を私が見ることができなかっただけの場合もあるでしょうし、「おおっ!」と思っても一人で車を運転していたり、電車の中だったりすると写真を撮ろうと思った瞬間に目の前の景色は変わっていることもあるのです。

この作品の元になっている画像は私と妻と二人で撮影した何百枚の画像の中の1枚です。似たような画像を眺めながら、フォト刺繍にしたい『特別な1枚の画像』を見つける作業は楽しくもあり、苦しくもあります。

さて、2023年は『特別な1枚の画像』に何回出会えるのでしょうか。

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