令和4年を振り返る。

34

令和4年、2022年もあとわずかになりました。
今年のフォト刺繍関連の出来事を振り返ってみようと思います。

1〜3月。年明けから依頼制作の案件が複数ありました。
作品も『帰路』『元日の朝焼け 御幸橋(ごこうばし)』など、これまでの作品と一線を画すクォリティではないかと自分でも感じるような作品を作ることができました。しかし、自身の作品制作はこの2作品に留まりました。

4月〜10月初旬。3月から6月にかけてフォト刺繍の量産計画に向けたサンプル作成をしていました。何回か依頼者との打ち合わせを経て、7月より量産開始。10月初旬に終了したのですが、この期間中に作成したフォト刺繍は80枚近くになりました。
量産とはいえ、1枚1枚データ編集が必要で丁寧に仕上げないと最初からやり直しになることから気を遣う作業になりました。

10月中旬〜現在。ようやく新作のデータ作成に取り組む時間ができました。何を作成するか決めかねている矢先に令和5年の秋に海外で開催されるアートフェアに作品をエントリーしないかとお話を頂き、候補作品を何作品か作ることにしました。

令和4年は発表した作品は少なかったのですが、作った数は例年の5倍以上で、フォト刺繍三昧の1年でした。また、作品発表の場もアートフェアや芸術専門誌などに広がりました。また「私もフォト刺繍をやりたい!」と問い合わせを頂いた企業、個人の方も増えました。大きく飛躍した1年だったというのが今年1年を振り返った感想です。

さて、来年はどうなるのか?
既に決まっているものもあるのですが、個人的には新作を増やしたいなと考えています。同時に過去作品のリメイクもしたいなと考えています。来年はどんなフォト刺繍作品と出会えるのか。自分でも楽しみにしています。

関連記事