刺繍が苦手なグラデーションを表現してみました。

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今年は午年。展示会の実演柄を『馬』をテーマに作成しようということでいろいろ検討した中に上のような馬のモチーフにグラデーションを使った画像がありました。とてもきれいな画像なんですが、これを刺繍で表現しようとすると、部分的に難しいところがあります。

色数も最大で15色までに限定されるので通常の刺繍では難しいのですが・・・・・

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即席でやってみました。上の刺繍は大きさ20×30(単位cm)針数70000針。そして、問題の色数は12色です。弊社にある刺繍機が12色なのでフォトステッチのように糸の立て替えをしないで、やってみました。

どうでしょうか。データー作成から刺繍完成まで4時間程度。

データー作成にはいわゆる、『自動デジタイジング』系の機能を使用しています。

限られた色数でありながら、可能な限り色の継ぎ目がわからないように工夫されており、こんな表現ができると自動デジタイズもまんざらではないなあと感心してしまいます。

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