前回の記事、「バーコードを使った刺繍データーの管理を考える1」 ではタジマライブラリアンを
使うと、これまでに蓄積された刺繍データーを容易に検索し、呼び出せるようになるという内容でした。
更に、バーコードを活用することで、刺繍機から刺繍データーを読み込めるようになるのですが、
それにはいくつかの条件設定が必要になるということでした。
刺繍機から刺繍データーを取りに行けるようになるには、刺繍機とDG/ML by PULSE(以下パルス)
そして、ライブラリアンサーバーがインターネット上につながっていなければなりません。
それに、ライブラリアンサーバーにアクセスできる権利を取得しなければなりません。
バーコードリーダーも必要になりますし、刺繍機のソフトも最新のものにバージョンアップする必要が
あります。
まとめますと、
1.刺繍機・DG/ML by PULSE・ライブラリアンサーバーがインターネット上でつながっている。
2.ライブラリアンサーバーにアクセスできる権利を取得する。
3.バーコードリーダーを用意する。
4.刺繍機のソフトを最新バージョンにする。
これで、刺繍機からバーコードリーダーで刺繍データーを取り出すことができるようになります。
【便利になったことで新しい問題も生まれます。】
ストックしておいた刺繍データーを必要な時にバーコードを読み取って刺繍機に呼び出せる。
もう今までみたいにフロッピーディスクを探し出すのに時間をかけることもなくなるし、沢山のUSBメモリーに
登録した刺繍データーをいちいち確認することもなくなります。
工場内では指示書に印刷されているバーコードを読み取るだけで刺繍機にデーターセットできるように
なります。データーを探す手間が省けるようになるのですごく便利ですね。
「でもちょっと待ってください。うちでは既に顧客情報をバーコード管理しているし、刺繍だけ別の
バーコードで管理するのは顧客管理上問題があるのですが・・・」
そうですね。バーコードが2つになってしまうと管理しにくいですよね。
新たな問題発生です。
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